ライトノベル【人類は衰退しました】で好きな言葉達

            <p>[amazon_link asins='B00A20SDZ2' template='CopyOf-ProductCarousel' store='booksite06-22' marketplace='JP' link_id='9fd2524f-81af-4487-ad7b-767cf8c6719a']</p>

 

 関連画像付きで、1巻から9巻までの名セリフをコメント付きで紹介します。

 


「畑仕事より楽かなーと」
(1巻:P27)

 この時点でわたしちゃん(主人公)の性格や作品の方向性が見えました。

 

「しかしよく電球なんて作れましたね……齧歯類風情が」
(2巻:P72)

 時折見せるこの毒舌ぶりもこの作品の魅力の一つです。

 


「蟻の巣に水を灌ぐ遊びももう止めます。
 社会の歯車になるのはイヤだなんて言いません。
 共同農作業にもちゃんと参加します。仮病使って休んだりしません。
 夢のある仕事でないとイヤだとか曖昧な贅沢言いません」
(2巻:P128)

 読んでる側にもいちいちチクチク突き刺さってくる言葉ですね。

 


「ごちそうさまぁっ♪」
(3巻:P20)

 名台詞というか名シーンでしょうか。台詞としてはその後のおじいさんの(「森の仲間という概念自体がひとつの壮大な欺瞞だと思わんかね」)の方が唸らされるかも。

 


「わたしったら、つい“良くなかったこと探し”をしてしまう癖があって」
(4巻:P26)

つぎはぎ娘さんの悲痛な心の表れ? というか愛少女ポリアンナのパロディですねこれは……

 


「お姉ちゃん今日の夕食は?」
「もち肉よ」
(4巻:P124)

そんな彼女も食料が空から降ってきて、良くなかった探しはもうしていないとのこと。

 


「アランは森で飢え死に。
 ベッキー谷にまっさかさま。
 カール馬車にひかれて
 デラは波にさらわれ
 エドガー野犬のごちそう
 フローラのこぎりばらばら
 ジェフがすべてのはんにん
 おしまい」
(4巻:P76)

 名前の頭文字がアルファベット順になっていた、ということはアニメを見て気付きました。

 


「おめーのせき、ねーです?」
(4巻:P138)

 名台詞来たれり。イジメか……

 


「ほうき頭!」
(5巻:P33)

 後半の主要人物Yとの出会い。わたしちゃんの心中を察するシーン。

 


「うけいれがたい、かくばりぐあい」
「かえさるのものはかえさるに。ひとのものはひとにおかえしです」
(5巻:P64)

 この後妖精さんはすぐに甘いものを受け入れますけどね。

 


「それはもう、やさしげなにんげんさんでしたなー」
(5巻:P74)

 妖精さんのYに対する感想。まだこの時はわたしちゃんと妖精さんとの距離感も近くなかった。

 


「仲よくしたい人なんていないからです。あなたも含めて」

 わたしちゃんが“巻き毛”に対して。5巻は名言、というか名シーンの宝庫。というか私が一番好きな巻。

 


「ひとりは……いや……です」
「それはたやすいねがいです?」
「おともにー」
(5巻:P82)

 全てはここから始まった、と言ってもいいかも知れない。

 


「ぼくら、だれかいれば、あいにいけます」
(5巻:P166)

 次のページをめくった時に見た挿絵と共に、涙腺が潤むワンシーン。

 


「わたしは善人でも悪人でもないようです……って、え?善人じゃ……ない……?」(5巻:P190)
「さっきまでの美人、面影もなし」
(5巻:P254)

 ウィザードリィ世代には爆笑モノ。わたしちゃんの内面がポロっと。

 


「裏切り者め!自分だけ……そんな充実ライフを……見ていればいい!そちらがノンケにかまけるつもりなら、その間に私は栄光を手に入れてやる!この道を究めてやるからな!」
(6巻:P137)

 腐女子道はかくも険しいものであった……

 


「知ったことじゃない!衰退だなんだ、知ったことじゃない!こっちはまだ子どもなんだ。これから生きていかないといけないのに、ぜんぶ終わったみたいに言うな!」
(7巻:P114

 まるで現実世界の少子化問題などにもメスをいれるかのごとく、里の子どもの精一杯の台詞。

 


「文庫本にして六冊分くらいの数々の大冒険を、生き抜いてきたつもりです」
(7巻:P178)

 ありそうであまりなかった「人退」メタ発言。この巻も入れて7冊分。

 


「『うわっ!私の高度、低すぎ?誰よりも高い世界に行ってみたくありませんか?』」
(8巻:P26)

 今読み返してもこのバナーの顔を思い浮かべてしまうのは筆者だけではないはず。

 


「窓越しに吠え面がみられますよ?」
(9巻:P173)

 夢の世界に行こうが月に行こうが、「人退」はいつだってブラックとシリアスの間を行ったり来たり。「アホ!」

 


「また落ちかかった!もう私は飛ぶものには乗らない、決めた!」
「Mさーん、ご無事ですか!」
「お姉さーん!助けに来ましたー!命の恩を売りに来ましたよー!」
「隊長殿!自分は、昔取った杵柄で操縦任務を見事に達成したであります!」
「……敵いねーの? 月星人とかいねーの? バトルなし?」
「姐さん、良かった! 心配しましたよ! 自分もう、正直駄目かと……本当に良かった……ううっ」
(9巻:P262、263)

 わたしちゃんはひとりじゃなかった。それもこれも妖精さんのおかげ?

 

 …………これでおしまい。もち他にもたくさんあるよ。

 
 ちなみに筆者はまだ「人類は衰退しました 平常運転」の方は半分くらいまでしか読んでません。

[amazon_link asins='4094515259' template='CopyOf-ProductCarousel' store='booksite06-22' marketplace='JP' link_id='aa7cfc2c-b737-432b-9637-88b170aa843e']


 読んだら本当に最後になってしまうような気がするから
 ……と綺麗にまとめるつもりはなく、最近忙しいから(汗


 ファンタジー世界よりも

 

 すいたいしているのはげんじつせかい?